国民年金の制度について、いま一度確認しておきましょう。
まず対象は、日本に住む20歳以上60歳未満の方です。加入は義務になります。ただし、保険料の納付が経済的に困難な場合には保険料の納付が免除または猶予される制度があります。
例えば、学生は「学生納付特例制度」の申請書を提出することで猶予することができます。
また、保険料の納付が経済的に難しい場合は、猶予・免除制度の申請書を提出することができます。
ただし、免除や猶予を受けた場合は、将来受け取る年金額は少なくなります。それを防ぐために追納の制度があります。(10年以内)
保険料の納付(16980円/年)は、口座振替のほか、クレジットカード納付やキャッシュレス決済、電子納付(ペイジー)でも行うことができます。基本的には毎月払いですが、半年分や1年分の前払い制度があり、それを行うと割引を受けることができるため少しお得になっています。(1年の前払いだと年間4270円の節約)
また、国民年金の保険料は全額が「社会保険料控除」の対象となり、所得税の支払いを減らすことができます。