今の年金制度を再確認しましょう。
まず、加入についてですが、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人に国民年金の加入が法律で義務付けられています。
保険料は国民年金第1号被保険者および任意加入被保険者が1カ月当たり16,900円です。(令和6年度)
国民年金の保険料をきちんと納付すると、老齢年金のほかにも、障害、死亡に関する保証もあるので若いうちに事故にあってもこれらの保証が受けられます。
20歳というと、大学や専門学校に通っている人も多い年代です。そうなると本人が保険料を払うのはなかなか厳しいのではないでしょうか。そのため学生の間は「学生納付特例制度」の申請書を提出することで納付の猶予が可能です。
また、経済的に保険料の納付が難しい方には、猶予や免除制度の申請書を提出することが可能です。
また納付を前払いすると少しお得になるので、余裕のある方にはお勧めです。(2年分の前納で最大16590円の割引が得られます。)
また、知らない人も多いですが、支払った国民年金保険料は社会保険料控除の対象となるので、翌年の住民税を減らうことが可能です。