今回はすきま時間の活用について書きます。
行政書士の受験を一念発起したのが8月11日。本番の試験が11月11日で、3か月ぴったりです。 まったくの思い付きからスタートしたため予備知識もなく、準備や計画もそこから始めることになりました。 一般的には6か月間、総勉強時間が1000時間程度と言われているため、かなり集中して勉強する必要があります。なので、すきま時間もすべて勉強に使うことを考えました。
まず、朝は通常より1時間早く起きて朝勉をすることにしました。起床は5時半です。 とんでもなく早起きと思われるかもしれませんが、夜更かしが苦手なため10時半には寝ているので、睡眠時間は7時間です。 春までは10年近くマラソンを続けていたので、その頃も5時半起きで早朝ランをしていました。着替えて外に走りに行くつらさに比べれば、起きて本を読むくらいはお茶の子さいさいです。この時間は普通にテキストや問題集に取り組みました。
次に、通勤時間です。通勤は車で20分くらいですが、これまではその時間をオーディブルで小説を聞いていました。この時間も勉強に充てたいと考え、まずはオーディブルで行政書士関係のものを探しました。以前紹介した文字実氏の行政書士のポッドキャストはすでに聞き尽くしていたので、他に憲法関係の本をいくつか見つけて順番に聞きました。その中に日本国憲法を読むというものがいくつかあり、それも流し聞きしました。この流れでYouTubeの日本国憲法や行政法の条文(フォーサイトのもので、条文プラス簡単な説明がついているものが良かったです)に移行しました。YouTubeは一般会員だったため、CMが入ることとスマホを開きっぱなしにしておく必要があったのがうっとうしかったですが、我慢しながら続けました。(結果的には10月にプレミアム会員に申し込み、その快適さにそのまま契約を継続しています)
昼休みは会社で食事の後にスマホの勉強アプリを利用しました。選んだのは無料の「独学TODAY 行政書士」です。無料会員だと時々CM画面が入りますが、ひと休みとなり気にならないレベルでした。これは過去問の一問一答形式で、間違えたところにチェックをつけられるので便利でした。ただ、老眼コンタクトをしている身にとってはスマホの画面が見にくくて苦労しました。コンタクトを外せば楽なのですが、いちいちやるのも面倒で、目を細めながら取り組んでいました。
帰りの通勤もオーディブルです。最初は先ほど書いたように条文読みを中心に聞いていたのですが、YouTubeには行政書士試験関係のものがたくさんあり、ミニ講座のようなものにどんどん広げていきました。私のお気に入りは、以下のチャンネルです:
- 行政書士独学サポートチャンネル:朴訥としたゆったりした口調で、速度を速めて聞いていましたが、とても分かりやすく私のメインチャンネルでした。
- アガルート:わかりやすいのですが、講師のキャラが苦手です。
- マジでいけてる行政書士講座:試験直前の総確認の際に聞きました。
- 資格スクエア:森先生が楽しく、息抜きにもなりました。
ほかにもいろいろあり、テーマごとに聞き比べたりしていました。基本的には復習&深掘りとして聞いたので、速度を速めて流し聞きしていました。
また、犬の散歩や買い物に行くときなど、一人の時はイヤホンで聞いていました。こうすることで、移動時間や待ち時間が長くなってもあせらずに済み、よかったです。
もう一つのすきま時間は寝るときです。私は眠りが浅く、一晩に2~3回は目が覚めます。その時にそのまま寝ようとすると仕事のことなどを考え出してしまい、なかなか寝られないので、20分程度のタイマーをかけてオーディブルの雑学を聞きながら寝ています。これで割とすぐに寝付くことができます。そのオーディブルも行政書士関係にしました。途中で寝てしまうため、講座ではなく条文読みを中心としました。
他には、土日に長時間勉強を続ける工夫として音楽を流していました。歌詞ありの音楽は気が散るので、JAZZやクラシックなどをかけていました。クラシックはもともと好きだったのですが、ずっと聴いていなかったので良い機会になりました。そういえば、最初にクラシックを聴き始めたのも大学受験勉強中のことでした。
少し話がそれましたが、こうしてすきま時間や土日の自由時間を有効活用できたと思います。
よかったら参考にしてください。