【開業準備】青色申告について学ぶ


開業に向けていろいろな準備をしていますが、その中に青色申告もあります。今日はその話をします。
※この記事は、「7日でマスター フリーランス・個人事業主の確定申告がおもしろいくらいわかる本」(ソーテック社)を中心として、Webやその他書籍から学んだ内容を記しています)

これまでの行政書士やファイナンシャルプランナーの勉強や、開業に向けてのYouTube動画などで、開業してすぐに会社設立するよりも個人事業者として初めるほうがよく、またちょっと面倒でも青色申告をはじめからやったほうがいい、という話がいろいろ出てきました。
なので、青色申告って言葉だけは知っていたのですが、具体的にはよくわからなかったので、今回学ぶことにしました。

まず、ちょっと余談ですが、なぜ青色申告というかから説明します。(上記の本以外からの情報です)
”1938年に青色申告が初めて導入された際、申告書や帳簿が青い紙に印刷されていました。これにより、「青色申告」という名前が定着しました。その当時、他の申告制度(例えば白色申告)は別の色の紙を使用していたため、青色申告が特別に区別されました。” [co-pilot]
他にも青空のようにすっきりとした、さわやかで気持ちの良いイメージで、という説もあるそうです。
国もおすすめの申告内容のため、いろいろな特典が得られるのです。

まずはどんな特典があるかから見ると、
・年間最大65万円の所得控除を受けられる
・家族の給与を必要経費として扱うことができる
・損失(赤字)を3年間に渡り繰り越せる
・減価償却の特例(30万円未満の固定資産を即時償却)
です。

では、青色申告とはどんなものでしょうか。青色申告と対になるのが白色申告なので比べてみていきます。
       青色申告      白色申告
帳簿付け   複式簿記      単式簿記
決算書の種類 青色申告決算書   収支内訳書

この中で”複式簿記”というのがポイントで。ちょっと面倒だけれどもより詳しくその会社(事業)のことを知ることができる方式で、株式会社には必須となっているもので、中世(15世紀)に発明され、全世界の共通の会計処理方法とのことです。

この複式簿記は、本来は簿記の知識が必要となるものですが、いまは自動ソフトが使用されるのが一般的となり、知識がほとんどなくてもそれなりに処理できるようです。
が、本質的な意味を理解し活用するためには簿記3級程度の理解はしておいたほうがいい、とのことでしたので、いったん簿記の勉強をざっとすることにしました。

次回はその話をします。 さっそく、近くの図書館で関連の以下の本を借りてきました。
(以下の順番にとっつきやすかったです)
・これから始める人の簿記入門(新星出版社)
・数字が苦手な人のための簿記「超」入門(ナツメ社)
・簿記の教科書1年生(新星出版社)
続いて経理も勉強しました。
・これから始める人の経理入門(新星出版社)
・経理の教科書1年生(新星出版社)