【実務習得講座】自己申請してみればいいんじゃね 


今回からは日々行っている行政書士開業に向けての実務習得勉強のひとつである『自己申請』について話していきます。

行政書士試験が受かり開業を目指す人の一番の悩みは、実務能力をどうつけるかということだと思います。
ネットやYouTubeでもいろいろと調べましたが、一番良いのは先輩行政書士の事務所で働かせてもらうことですが、なかなか求人がないようです。まして私のような高齢新人行政書士はなかなか採用にたどり着けないようです。
ほかには実務講座の受講があげられます。
行政書士会連合会の講座や各地方の行政書士会主催の講座のほか、資格学校や先輩行政書士による講座の受講などが一般的な方法のようです。
ただ、安いものだと概要程度しかわからないため、それだけで開業に自信を持って臨むのは難しそうです。一方でフルスペックのものは講座の料金も結構高く30万~50万というものが多く存在します。
初期投資と割り切ればいいのかもしれませんが、専門分野が固まる前は手が出しづらいのが本音です。
また、YouTubeなどでは、いくら講座を受けてもやっぱり本当の実務経験に比べれば1/10以下の効果しかないという声も目にしました。
そういう方は、まずは受任して、それから調べながら身に着ければいいということをおっしゃられています。実際、昔はこれが一般的だったようですが、さすがに私のような年齢からでは許されないと感じます。

じゃあどうするの、っていうことで考えたのが『自己申請』なのです。
自分で自分の申請するだけなら失敗を恐れる必要もないし、講座に高いお金を払う必要もなく、実務を経験することができるのです。
分からなかったらどうすればいいの? という声に対しては、申請なら分からなかったら市役所や警察署などの申請窓口に行けば丁寧に教えてもらえます。
さらにこの方法がいいのは、資格を取得する前に始められることです。まさに今すぐ始められます。
いいことずくめじゃないですか? でもネットで調べてもこれを進めてくれるのはありませんでした。
まさに”コロンブスの卵”です。 
ぜひこの方法を私と同様の悩める行政書士の卵の方たちにもお知らせしたいです。

ということで、これから自己申請できるものをいろいろ試していきたいと思いますので。その様子をブログに記載していきます。
具体的は「車庫証明」「古物商申請」「相続」「ドローン申請」「農地転用」などを試してみたいと思っています。(行政書士会の報酬法に載っている業務からやれそうなものを選びました)
お楽しみに。