高校の同級生からの質問「年金っていつまで払わなきゃいけないの?」

年末に高校の同級生に会った。久しぶりにみんなの近況を聞いたが、そのうち60歳以降どうするかの話題になった。もうあと2年ちょっと、いよいよ身近になってきたので結構真剣に考え始めているようだ。
独身のE君に聞くと、60歳で退職し年金暮らしを始めるとのこと。退職金や貯金はあるがそれを使わずに年金の繰り上げ払いを選ぶそうだ。どうもネットやテレビなどで退職して働かないならさっさと年金をもらったほうがいいという意見があるらしい。
家に帰ってネットで確認すると次のようにあった。「単純な層需給金額は60歳からの繰り上げを選ぶと78歳が損益分岐点となり、、その後はどんどん差が広がっていく。ただ、今後高齢者が増加すると年金額が削減される可能性もあるのでそのリスクを考えると損益分岐点はもう少し下がるかもしれない」

なるほど、そんな見方もあるんだ。と思った。
自分が働き続けることを考えているため、いくつまで繰り下げするのがよいかとばかり考えていたが、状況が違えば全く最適解は変わるのである。
もちろん自分がいくつまで生きるかは分からないので、選択したものがベストかどうかは寿命が終わった時しかわからない。
ただ、年金受給までに貯金が大きく減っていく不安よりも年金ベースで暮らしながら遊びや旅行などで楽しむ分を貯金で賄うというほうが精神的にもよいかもしれない。自分の老後の参考にしたいものである。

さて、それともう一つの話題が年金手いつまで払わなければならないの?という質問である。
ファイナンシャルプランナーを最近勉強したのだから自分の出番と思ったが、「国民年金は60歳までだよ」「厚生年金も?」「たぶん一緒じゃない・・・」。ちゃんと答えられなかった。

家に帰って調べてみると間違っていました。正しくは、国民健康保険1号の人は60歳になったら払わなくていい、はあっていました。ただ厚生年金は?というと、厚生年金は2号被保険者として働いている限りは70歳まで払い続けなければならない、が正解でした。
厚生年金には国民健康保険分も含まれていますが、その分保険料が下がることもないそうです。
厚生年金を60歳以降も払い続けた分は年金額が増えるということですが、得なのかどうかはよくわかりませんでした。いずれにしても選択できるわけではないので、そういうものだと受け入れるしかないのです。

知り合いから認知症の親についての質問を受けた時もそうでしたが、勉強で身に着けたレベルではちゃんとした回答はできないですね。それでは開業できないので、それまでにQ&A方式の整理をしておこうと思いました。

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