実務習得のための自己申請コースの第1回は『車庫証明』です。

車庫証明はもっともとっつきやすい行政書士業務の代表格ではないでしょうか。
基本的には書類を書いて、警察署に申請し、出来たら取りに行く、というのが仕事になります。
書類も普通はそんなに難しいものではなく、どちらかというと書類の作成を依頼するというよりも警察署に申請時と受領時の２回行かなければならないめんどくささを避けるために行政書士に依頼するお客様が多いようです。そのため費用も使いっぱの駄賃程度の報酬しかいただけません。
具体的には１件あたり５千円から１万円程度が多いようです。

だからこそ、駆け出しの行政書士でも自信をもって受任できるとも言えます。
なので、開業時に手掛ける行政書士は多いようですが、ほかの案件が受任できるようになってくると単価の安さからやらなくなる方が多いそうです。
一方で、それを専門にした行政書士の方もいらっしゃいます。徹底した効率化と営業力により年商１千万円以上を稼ぐそうです。何事もとことん突き詰めればその道のプロになれるという感じでしょうか。

私は現時点ではそれを専門にするつもりはないですが、まずは行政書士業務になれるという意味でも、またとっつきやすさからもそれを第１弾に選びました。

その進め方については次回以降で紹介します。