2024年8月10日(土) 会社の夏季連休の初日である。
妻の父を5月に亡くし、今年は初盆であるため連休初日から西尾市の妻の実家に行く。
義父は一人暮らしだったため、それからは実家は空き家となっていた。
暑い日であった。庭の草むしりをするつもりであったが暑すぎてとてもできない。
私は暇つぶしがてら、近くのスーパー「フィール」に向かった。
冷たいアイスや飲み物を買い、レジを抜けて袋詰めを行っていると、その机に”ユーキャン”のチラシ冊子が置いてあるのが目に入った。なんか面白い講座でもあるかな、という好奇心からその冊子をもらって帰ることにしたのだった。
家につきアイスにかじりつきながら”ユーキャン”の冊子を拡げる。ペン字やパソコン講座など、おなじみのものが並んでいる。薬膳コーディネータにちょっと興味を持ったが受講してみようという気には全くなれない。
そんな時に目についたのが”行政書士講座”だった。なんと、今から始めれば今年の試験に間に合うとある。行政書士がどんなもんかはほとんど知識はなかったが、そんなに簡単に取れるなら面白そうだな、補助金をもらえば受講料は5万円くらいか、などと徐々に惹かれていったのであった。
さらに、そんなに難易度が低いのかな、今年の試験はいつなんだろう、と気になることを次々にスマホを使ってググってみる。
まず合格率は10%程度。なかなかの難しさである。ただ、それについてはユーキャンで6か月でうかる人がいるならなんとかなるか、で次に行く。
今年の試験日は11月10日。ピッタリ3か月後である。3か月で取れるのか、と改めてチラシを見ると6か月コースである。どういうことだ?と調べていると、チラシ冊子が春号だった。さすがにそんな簡単ではないか、とあきらめかけたが、試験の申し込み期限を見ると8月27日であった。
まだ間に合うじゃないか、と思った。思ってしまった。
期限まではまだ17日間ある。もう少し調べて考えてみよう。私はそう決めたのであった。